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玄関にある回り階段の2段目から始める“3段+2段(回り階段)”に取り付けたシンプルなフラットバー手すり。
このような回り階段や踊り場は、回り階段・かね折れ(L型)階段の場合に必ず現れます!特に今回は玄関を開けるとすぐにある階段なので、出来るだけ開放感を出したいところですよね!腰壁や壁ではなく、アイアン手すりにすることは開放感が出て良いのですが、スチールにしたからと言って、どんなものでも良いという訳ではありません。
毎回この“回り・踊り場”を含む階段は色々考えベストなデザインを考えますが、今回もどのように考えたか少しご紹介致します!

まず上の写真を見て頂くとわかるように、通路幅が狭い!ちょうど1段目と壁が同じ位置くらいにあるので、少しでも通路の間口を広げるため2段目からスタートさせることをご提案しました。(手すりは1メートル以下《段数で考えると4段か5段まで》には取り付けなくても法規的に問題がないので、ご安心ください。)
さらに使い勝手を良くするため2段目の前の方から始めることで、上り始めや下りてくる時にも、ある程度の位置まで手すりがあるので安心です。1段目の後ろの方から始めれば?と思われる方もおられると思いますが(実際今回のお客様もそう思われました。)1段目の後ろの方から始めてしまうと、アイアン手すりの柱(一本目の縦)がかなり長くなってしまうので、見た目のバランスが悪くなってしまうんです。

次に手すりの高さです。本来周り階段部分の手すりは斜めに作る考え方が正しいのですが、なぜ今回は水平にしているのか?今回に限らず、お客様の好みでこのように制作することはありますが、今回は少し違うんです。わかりますでしょうか?それは、、


【壁用手すりの高さが低い】からなんです!(壁用手すりの高さは78㎝)上の写真を見て頂くと、回り階段なのに、途中で折れ曲がらず真っ直ぐ下に伸びてきているのがわかるでしょうか?本来このタイプは逆への字になり、この写真より10㎝ほど高い位置に壁用手すりがとりつきます。
そのため、水平にしないとものすごく高さの低い手すりになってしまうんです。仮に壁用手すりを意識せず、アイアン手すりだけで高さを考えるなら、どのような高さや形でも制作は可能です!ですが、今回はクロス後にご依頼頂き、壁用手すりがすでに設置されており変更もきかない!そして壁用手すりとの流れも考えたい!という実に難しいご要望だったんです。
ですので、壁用手すりの78㎝を基準にその他の部分も考えたので、普段よく製作する手摺よりも少し高めで制作しました。ただ、2段目から始めているので、開放感もあり動線もスムーズだと思います。おそらく今回のお客様にはこのサイズがベストだと考えています!
毎回様々なことがありますが、可能な限り美しく流れのある手すりが出来るよう心がけています!今回も色々ありましたが、取り付け後はとても喜んで頂けて安心しました。お客様有難うございました。
*回り階段や踊り場の含む階段手すりの高さを考えたブログ記事です!よければご覧ください。
同じような踊り場や回り階段を含む手すりの施工例

リビング階段にある回り階段の“4段+踊り場”に取り付けたアイアン手すり!
何度もこのような階段に取り付けるアイアン手すりを制作していますが、実は絶妙な寸法バランスの上に成り立っている手すりなんです!少しややこしい内容になりますが、ご説明しますね。

手すりの高さ寸法は【1〜4段:高さ848㎜】【5段目踊り場:高さ900㎜】
これは踊り場の高さ900㎜を基準として1〜4段目の手すりの高さを設定しているので、848㎜という中途半端な寸法になっているんです!と言われてもわかりにくですよね。一度図面をご覧ください。

まず前提として、私の考えは1〜4段目の高さは出来るだけ低めにする方が、圧迫感も少なくきれいだと思っています。一般的に踊り場がなく、ただの4段の場合は高さをH750〜800程度にすることが多いため、このような踊り場を含む階段手すりは出来るだけ低めに制作したいところです。今回お客様のご希望は、踊り場(5段目)の高さをH900ということだったので、それを基準に考えていきました。



とはいえ、高さばかりに気を取られるわけにはいきません!全体のバランスを整えなければ、いくら高さが低めであってもキレイな手すりは出来上がりません。バランスを整えるコツは、踊り場の段先部分の柱(アイアン手すりの前から3本目)を出来るだけ段先に寄せることがポイントです!滑り止めの溝切りやゴムに留め具がいかないよう考え、今回は60㎜(6㎝)の位置に3本目の柱をもってきました。その部分の上部で1〜4段目と踊り場の笠木を繋ぐので、高さが中途半端なH848㎜になったという訳です。
今回はあくまで壁用手すりと高さを合わせなくても良かったので、この高さにこのバランスで制作しましたが、他のお家では色々と別の方法を考えます!
光がが差し込む柔らかな雰囲気のリビング階段の主役に躍り出たフラットバー手すり!お客様もすごく喜んでいただき良かったです。有難うございました。
*回り階段・踊り場での手すり高に関するブログ記事です!よければ合わせてご覧ください。
同じような踊り場や回り階段を含む手すりの施工例
2間・1.5間(約3.5m・2.6m)の大きいL型吹き抜け手すりと4〜11段目までの8段分天井取り付け階段手すり。
特に大きい吹き抜け用手すりを2階へ上げるのが、と〜っても大変な取り付けでした!
まず前提として、大きい手すりを2階へ運んだり、搬入経路がなく設置場所へ持ってくることが難しい場合には【分割加工】をして2つに分けて制作し搬入します。今回は2分割?3分割?どちらにしようかすごく悩みに悩みました。というのも、キレイな分割加工をいつも意識していますが、取り付ける足元の具合(水平でない場合など)によって、分割部分が曲がることがあるんです。説明が難しいのですが、分割部分はどうしても強度が少し落ちる為、ビスでしっかり固定する際に足元に引っ張られやすくなるんです。
迷った結果!広い吹き抜けなので、今回は2分割で制作することに決めました。分割部分は上の写真(手前が長手)でいくと、L字のコーナーから2本目の柱で分割しています。ですので“2.6・1メートルのL字”と“2.6メートルのストレート”になります。

取付時、まずはストレートの2.6メートルを階段から上げようとしましたが上がらず、吹き抜けから引っ張り上げました。続いてL字を上げるのに、2.6メートルを上で垂直上に上げ、引っ張りましたが上がりませんでした。。
そもそも2Fの吹き抜けは通路になっているので奥行きがなく、大きいものを引っ張り上げることは出来ません。ストレートはL字と違って扱いやすい為、うまく上がりましたがL字はとっても持ちにくいので、様々な方法を試しましたが1時間くらいたっても上げられませんでした。

絶望的な状況の中、次に上がらなかったら後日人数を増やして!と考え、最後にもう一度トライすることにしました。最後の方法はまず1FにLの文字のように立て、上へ上げます。一人が上から引っ張っている間にもう一人がL字の部分を持ち上げて上の人に渡します。そして上へ上げた人が2階へ行き協力して引っ張り上げる方法です!
この方法が成功!!無事上げることが出来たんです!実はこれ、2人でやっているんです。今思うと、本当によく上に上がったな。と思いますね。(この取り付け以降は、搬入経路が取れない場合は3分割にしています。)
ひとまず安堵しましたが、取り付けはここからが本番!ビスの本数も多いので、かなりの時間が掛かりました。



8段の手すりのことをご説明していませんでした。こちらは高さが75㎝で制作。天井取り付けの場合、手すりのバランスを考えると、出来るだけ高さは低い方がキレイなデザインに仕上がります。安全性に関しては、天井があるので高さが低くても落下する危険は少ないです。“おおよそですが、5段目(アイアン手すりで考えると2段目)に立った時に天井が頭くらいの位置になります。”
時間はかかりましたが無事きっちりキレイにフラットバー手すりの取り付けが終わりました。本当に心の底から「ホッ」っと声が出ました。笑
お客様からは「ありがとうございました。素敵な空間になりました!」と言って頂けました。本当に有難うございました。
*美しい分割や搬入経路について書いたブログ記事です!よければ合わせてご覧ください。
似ている事例

リビングから見える吹き抜け部分に、装飾デザインのアイアン手すりをご注文いただきました。
このような縦格子が入るタイプで注意するポイントは“隙間”と“本数”の関係性です。
隙間は安全性に関わることなので、小さなお子様がおられる方は心配な部分だと思います。ただ今回のような装飾系デザインは本数を奇数(1スパンに入る本数)にする方がキレイにみえるので、隙間が広くなるからといって一本増やすことがなかなか難しいんです。お子様の年齢や体の大きさによっても様々ですが、隙間が12〜13㎝くらいでまでであれば、ご注文頂いています。(ハウスメーカーさんによっては、社内規定で隙間を11㎝以下に設定されている場合があります。)
*装飾タイプでも偶数で制作することもあります!出来るだけバランスのよいデザインになるよう毎回ご提案しています!


今回は柱芯〜柱芯までがW2275㎜(内々で2145)の吹抜け部なので2スパンの手すりになり、1スパンに7本(合計14本)の装飾縦格子が入っています。隙間は約109㎜(10.9㎝)!隙間としてはちょうどよい間隔になったと思います。(バスケットの間にネジリが入る配置になっていますが、逆バージョンもあります。)
装飾デザインの隙間は今回の吹き抜け手摺だけではなく、階段手すりにも同じことがおこるので、事前にデザインの打ち合わせをさせて頂くことが多いですし、もし他の業者様でご購入される場合も事前にお聞きする方が良いと思います!



さて、今回も無事取り付けが終わりお客様から「写真を頂き、いい感じです。美装が終わるのが楽しみです。また機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。」と嬉しいメッセージを頂きました。
差し込む光が気持ちのいい吹き抜けで、今回のバスケットデザインがとてもやさしく感じられました。こちこそまた何かあればご連絡下さいね!有難うございました。
他のバスケットデザインの施工例

今回はと〜っても素敵なフルオーダー手すりです!当初より踏み板1枚に1本の柱を建てたデザインで、出来るだけスッキリ細い部材を使いたいとのご希望でした。
まず階段は8段分あります。写真のように一段一段柱をつけていくことはものすっごい難しいんです。「図面通りにきっちり作れば大丈夫じゃないの?」と思われる方もおられると思います。(まず図面はあくまで図面上の寸法なので、実際の寸法には誤差があります。)ですが、いくら階段をきっちりはかっても、階段の微妙なコケや工房で鉄を加工して制作する際に出る微妙な誤差などがあるからです。
今回のような1段1段に取付ける階段手すりではなく、仮に4本踏み板に取り付くフラットバー手すりとします。その場合は踏み板に取り付く4段のところだけが重要になるので、残りの4段は手すりを作る際には必要ない所になります。それを考えると今回は8段全部なんです。。

すみません、おそらくいくら説明してもわかりにくい部分だと思うので、具体的にどうしたか?をお話しします。それは足元の留め具と同じ大きさのスペンサーを何種類も作って、取付時に調整して取付ける方法!です。
今回に限らず、どの手すりでもスペンサーは常に用意しています。ですが、今回のように少しでも隙間が出来るとその分そこだけが下がり、少しでも高いとそこだけが高くなるリスクが多い今回の手すりは、通常とは違いかなり厚みの違う種類スペンサーを用意する必要がありました。微調整が出来なければ絶対にキレイな手すりにはなりません!
*階段の採寸がいかに重要かまとめたブログ記事です!よければ合わせてご覧ください。
https://hana-koubou.jp/blog/iron-measuring01/






作りや取り付け以外に、よりキレイに魅せるため手すりの高さを調整したり、8段目は柱が続いているように壁〜足元まで作ったりと緻密に考え、何度もお客様とデザインのやり取りをさせて頂きました。
部材もぐらつかないギリギリの材を使用し、そして制作後の取り付け!いよいよです!!
なん時間くらいかかるかな?とかなりの長期戦を予想していましたが、嘘のようにピッタリ取付けることが出来ました!しかもあれだけ大量に作ったスペンサーを一切使わず。(それはそれで少し寂しくなりました笑)
取り付け後にお母様が来られて「奥様のセンスが抜群で素敵ですね〜〜!」と盛り上がりました。グレーベースの空間にぴったりの手すりでした!
その後お客様より「こんばんは!今日は取り付けにきていただき、ありがとうございました!ひと足お先に見せていただきましたが、めちゃくちゃカッコよくて、理想以上で、素敵すぎました。動画まで撮っていただいて、ありがとうございます!黒とグレーとブラウンの組み合わせが好みなんですが、それにはやっぱりアイアンが欠かせないですね。はな工房さんのおかげでとっても素敵なお部屋が完成しました!こちらこそこんな機会をいただき、ほんとうにありがとうございます」と最高のメッセージを頂きました。
私たちもドキドキしながらも、とっても楽しく進めさせて頂きました。本当に有難うございました。
こだわりのオリジナル手すりの施工例

吹き抜け用手すりの中でも、1番お問合せが多いタイプのご依頼!
図面上ですが1.5間分の吹き抜けになるので、柱〜柱の寸法がW2730(910×3)の場合は壁の内々寸法がW2600や2595、W2700(900×3)の場合はW2570や2565になる両壁固定のスチール手摺です!(ボードの厚みで若干異なります。)
そんなことを考えながら採寸に伺うと、寸法がピッタリW2570!図面通りだから良いという訳ではありませんが、なんだか嬉しくなってしまいます!!

そしてこのサイズで1番重要なところは『搬入経路』です!階段が吹き抜けていない場合や、取付場所に奥行きがない場合は一体型で上げることは不可能なので、分割加工をします。(殆どのお家は一体型での搬入は難しいんです。)
*分割加工を説明したブログ記事です。よければ合わせてご覧ください。



先ほど寸法のお話をしましたが、採寸はクロスがはられていないボードの状態ではかります。(クロス後では納期がないため)特に今回のような両方の壁が出隅(出っ張った角)の場合、クロスを貼る前にパテやコーナーに下地を入れるため採寸の寸法より厚みが出てきます。今まで両壁で最大5㎜厚みが出たことがあるので、どのような壁が毎回チェックしながらクリアランス(採寸寸法より短くする)を考えて制作します。
取付時の隙間は、壁面の留め具と同じ大きさのスペンサー(厚み違いの薄い鉄板)を隙間に入れて取り付けます。調整金具式にすると楽だと思うのですが、見た目が野暮ったくなってしまうため、この方法で毎回施工しています。
取り付けも無事完了し、お客様にも喜んで頂けました!
最後に今回のフラットバー手すりのトリプル(中の横桟が3本)タイプは、4つに均等割する場合もあれば、今回のように足元に一本入れて、上下で3等分するタイプの2パターンで制作することが多いです。ネットをつけられる方は、足元に一本入る3等分がはりやすいと思います!
フラットバートリプル、他の施工例(中桟の位置に注目です!)

今回は、初めからとても明確なイメージを持たれてお問い合わせをいただきました。
当初は5段目〜9段目までの5段で、真ん中に柱を入れず出来るだけシンプルな作りをイメージされていましたが、天井に留める割合や建築基準法とのからみもあり、最終的には4段目〜9段目までの6段のアイアン手すりで決定しました。

デザインのこだわりも、とても印象的でした。まず出来るだけシャープに見えるよう中の桟を真ん中より少し上へ上げた位置に!さらにその中桟が9段目の柱と天井部分の笠木のコーナーに来るように。天井固定の場合、普段よりこのように出来る場合は出来るだけデザインするのですが、中桟が真ん中でないと空間もあいてくるので、やはり少し心配されて真ん中にされる方が多いんです。
単純なように思えますが、図面をいくら見ても住んでみて体感しないとわからないことも多いので、不安だから安全をとるか?こだわりをとるか?に分かれますね。
ですがお客様は躊躇せず、スッキリ見えるイメージを大切にされていました!
*1段目から始まらない手摺をまとめたブログ記事です。よければ合わせてご覧ください。



そして、カラーも【黒・白・グレージュ】の3色で迷われていましたが、採寸時にカラーサンプルを見ながらお話しすると、キッチン周辺に黒色を使用しており黒が1番しっくりきました!よく黒色は存在感が出て主張が強いイメージをもたれますが、4段目から始めることや中桟を少し上に上げたり、そして壁用手すりを9段目まで取り付けないことで手すりが主役にならず、調和の取れたリビングになりました。
取付時はご主人様に立ち会って頂き「妻も絶対喜びます!素敵です!!」と言って下さいました。実は今回のやりとりは全て奥様と進めたんです。奥様のイメージ素敵でした!!
取り付けが終わり奥様に写真をメールするとすぐに返信があり、「素敵な手すりありがとうございました!写真みて引っ越しがたのしみになりました☺︎」と嬉しいメッセージも頂きました。奥様の思い描く手すりが出来て良かったです。有難うございました。
1段目から始まらないの施工例

以前にも一度ご注文頂いたお客さまから、もう一度ご注文がありました。
というもの後で知ったのですが、実はお客さまは地元の工務店さんで働いており、ご友人にはな工房の手すりをご紹介して下さったんです。ですので正しくはそのお客さまが務められている工務店さんからのご注文という訳です!
*以前ご注文頂いた手すりの施工例リンクです!
↑素敵なステンドグラス手すりで、この施工例を見た他のお客様がよくお問い合わせくださいます。
今回はシンプルな3段のフラットバー手摺。短い階段数ですが、少し深い色の踏み板やフローリングと星形のかわいい照明と合わせて良い雰囲気です!

このような形で個人のお客様に2度ご依頼頂くことが初めてで、2回目ははな工房の手すりがいいよ!とご紹介頂けたことに、何かお返しができないか?とスタッフの間で話し合い、いつもステンドグラスをお願いしている作家さんの作品(サンキャッチャー)を送らせて頂きました。(前回のご注文がステンドグラスだったので、きっと気に入って頂けると思って作家さんに選んで頂きました。)
そして取り付け後に先ほどのお写真とともに「先日は新築住宅に手摺りを作って頂きありがとうございました!
やはり、はな工房さんの手摺りは触り心地も良いし、丁寧に作られてて改めて素敵だなと思いました(^^)お客さんもとても喜んでました♫
そしてそして!!オーナメントのプレゼントもありがとうございます!この前インスタにあげてましたよね!?その時旦那とインスタを見てて、素敵なオーナメントだね、うちにもこーゆうの飾りたいねって話してたらまさか我が家にそのオーナメントが届くとは思ってもみなくてとっても嬉しいです!!ありがとうございます!大切にします(っ´ω`c)♡
無事に完成しましたので、手摺りの写真を添付致しますね。またお世話になるかと思いますが、その際はどうぞよろしくお願い致します!」
前回のご依頼の時もそうですが、本当に嬉しいです!!こちらこそまたいつでもご相談くださいね!本当に有難うございました。
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香川県の離島、小豆島より吹き抜け用手すりのご注文を頂きました!
初めにお電話頂いた際、おおよその価格をお伝えしてご注文頂けるとお話しをして頂いたのですが、一つ問題が。。このサイズを小豆島に発送出来るか?費用ばどれくらいかかるか?という問題がありました。
はな工房では2つの運送会社さんにお願いして発送しています。
(1) 通常便:佐川急便さん
(2) サイズの大きい便:ダイエイ便さん
通常便(佐川急便さん)では、品物の3辺合計が260㎝(2600㎜)以内でないと発送することが出来ません。今回ご依頼のサイズは【W1975㎜×H920㎜】と大きいため、真ん中で分割して発送すれば可能ですが、一体型で発送出来るサイズの大きい便(ダイエイ便さん)で送れるならと聞いてみました。ですが、普段大きいものを専門で運ばれている特殊便のため、離島への発送は可能なものの船便がかなり高額だったため、分割して通常便で発送することになりました。
*はな工房の分割加工は↓こちらのブログに詳しく書いています!
小さいものは何度か離島へ発送していますが、今回のようにサイズの大きいものを発送することが初めてだったので、嬉しい反面内心少しドキドキしていました笑
今回ご注文頂いたお客様は大工さん!ご自身のお家の大工仕事をされていて、知識もさることながらとても丁寧で細やかにご対応して下さったので、こちらの方が安心させて頂きました、(有難うございました。)

今回お選び頂いたデザインは、縦格子に中桟を1本追加した【シンプル(横桟あり)】。1番上の笠木の下に1本追加するだけで、少し可愛く抜け感も出るデザインです。縦と縦の隙間も約13.6㎝と広めにし、より開放感が出るようにしました。お子様が小さくなければこの隙間で落ちることはありませんし、フラットバー手すりのように間が空いていると怖さを感じられるの方もおられるので、そういう方にはこの横桟を一本追加したデザインがピッタリです!
発送後には「こちらこそ親切かつ丁寧にしてもらいありがとうございました。また違う現場などでアイアンを作りたいとゆう人がいたら使わせてもらいます。また、届いた時と取り付け完了時にご連絡させていただきます!」とまだ届いていない段階にも関わらずご丁寧なメッセージ!
そして取り付け後には「無事取り付けることができました。とても良い仕上がりでサイズもジャストでした!ほんとうに丁寧な対応ありがとうございました。」とこのお写真とともに嬉しいメッセージを頂きました。
こちらこそ、本来はお客様の方が不安になるところを逆にこちらが助けられてばかりでした。沢山スムーズに進むようご連絡頂きまして本当に有難うございました!
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リビングの小上がり(スキップフロア)の間仕切りに、シンプルなフラットバー手すりのご注文を頂きました。
まず初めに、お問い合わせを頂いてから納品まで、いつも丁寧で細やかな配慮を頂きまして本当に有難うございました。納期のことも配慮頂き、とってもスムーズに進めることが出来ました。
このようにすごく丁寧なお客様だからこそ、シンプル手すりながら色々とご相談でき、この形に出来たんです!当初はL字ではなく『補強バットレス』をつけるお話しで進んでいたのですが、2段の階段になっていることや、出来るだけスッキリシンプルな作りになるよう階段の1段分のところをL型にしたんです。
*補強バットレスがついた施工例は↓こちら
好みや設置場所にもよりますが、2段の段差があるのでこの形がお客様にはしっくりきたようです!

ちなみに今回は和歌山県は紀ノ川市と、はな工房でもお伺いできる場所でしたが私たちは現場へ伺わず手すりを発送し、工務店さんがきっちり採寸や取り付けをしてくださりました。
リビングと小上がりのつながりを邪魔せず、開放感もあってステキです!

発送後、しばらくしてからお写真とともに
「本日無事に自宅が引き渡しとなりました。お願いしていた手摺、きれいに仕上げてくださってありがとうございます!工務店の方にも好評でした☺︎
納品いただいてから中々現場へ足を運べずで、お写真が遅くなりましたが、是非ご覧いただければ幸いです。
早速、こどもたちが登ったりしていて、「大事にして〜!」と叫んでいますが、縦長に配置したLDKの空間を程よく仕切ってくれてメリハリが出来、想像以上の空間になりました。
いつも細やかな心配りをしていただき、はじめてお問い合わせした時から本日までご縁がありましたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
写真、是非使ってくださいね^^HPの写真、わたしもたくさん参考にさせていただいたので、どなたかのお役に立てれば幸いです◎これから大切に使っていきたいです♪」
ととっても嬉しいメッセージを頂きました。こちこそいつも細やかなやりとり、とても嬉しかったです!ご縁に感謝です!!本当に有難うございました。
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参考にしてほしいブログ記事

兵庫県よりシンプルな縦格子タイプの装飾デザイン手すり4段のご注文を頂きました!
今回はお引越しが終わり家具などを搬入した後、落ち着いてから手すりを設置したため、納期も十分にとることができ納得いくまでデザインのご相談をさせて頂きました。
ただ取付時に一つだけ大変なことがありました!それは壁側(柱)にビスを留める際、クロス内の石膏ボードを固定しているビスの位置がいたんです。。稀に仕上がった状態で採寸に伺う場合、クロスの中はわからないですし、どうすることも出来ないのですが、まさかビスに当たるとは。。


内部のビスをぬいても大丈夫な場合はビスを抜くのですが、今回はビスを抜いた所が留め具では隠しきれない位置だったので、微妙に内部のビスをかわしなんとか取り付けることが出来ました。(写真がないので分かりにくい説明ですみません。。)*もし壁に取り付けをお考えの方は、予めどれくらいの大きさいの留め具・ビスの位置など確認できる場合は確認されることをおすすめします!
なんとか無事取り付けも終わり、お客様にも喜んで頂きホッとしました!
最後に、内装はアンティークな雰囲気とお客様の好みで仕上げられていて、今回のシンプルな手摺もスタート部分のくるっとした所を極力抑えられないか?とご相談頂き、くるっとした部分をなくしてナチュラルな雰囲気になっています!


このような少しのこだわりを、大切にしていきたいと思っています!色々と困らないように進めて頂きまして有難うございました!
ちなみに1段目から始まる4段であれば建築基準法は問題ないので、お引越し後でも問題なく取り付けることが出来ます。【建築基準法:階段及びその踊場の両側(手すりが設けられた側を除く。)には、側壁又はこれに代わるものを設けなければならない。高さ1メートル以下の階段の部分には、適用しない。】
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愛知県よりシンプルな丸材の壁付け手すりのご注文です!実はとーっても苦労した手すりなんです。笑
まず第一に壁付け手すりで1番重要なポイントは下地です!柱や間柱を狙って、、と思われる方もおられると思いますが、既製品の手すりではなく”カッコイイ”美しい”オシャレ”な手すりをオーダーで作るので下地がないと取り付けが出来ないんです。
お客様が建てられたお家は、あらかじめ規格として決まった既製品の手すりがあり、それを取り付けるように決められた場所にだけ小さな下地がありました。その下地位置は変更できず、合わせて頂いた下地の図面には下地のサイズが書いていない事や寸法の変更箇所があり、お客様とはな工房でとっても悩みました。

難しさを説明する事が難しいのですが、正直な所「無理じゃないかな?」と半ば諦めかけていました。ですがお客様の「オープン階段ができず、それでも何とか階段のデザインを工夫したくて、ハウスメーカーにも無理を言って手摺を取り付けないで出荷してもらいコロナに感染して体調不良の中、カッコいいてすりにしたくネットを沢山探してはな工房さんを見つけました。アイアン手摺楽しみにしています!よろしくお願い致します。」
こんな風に言って頂けたら頑張るしかない!!と必死で考え図面を書きました。(現場は愛知県、発送でのご注文で現場を見る事が出来ず、絶対失敗しないように考え抜きました!)


そして完成し発送。今でも覚えていますが、しばらくドキドキしていました。
後日お客様より「今日引き渡し前説明を受けたのですが、はじめて手摺が付いている状態で見ることができました。やはり白い壁に黒い手摺がつくと締まって見えてテンションが上がりました。留め具の位置も問題なかったと聞いています。長く愛用していきたいと思います。今回は途中の寸法トラブル含めて調整頂きありがとうございました。」と写真と共に嬉しいメッセージ!心の底からホッとしました。



お子様が元気に階段を上り下りする写真をみると、本当に良かったな〜と思いました。お客様諦めず信頼してご注文頂き有難うございました!!
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蔵をリノベーションされてお住まいのお客様よりステンドグラス手すりのご注文を頂きました。
元々は木の手すりが付いていたのですが、隙間が広くお孫さんが落ちないか心配で隙間が狭いタイプのデザインをご希望しており、ステンドグラスも気になっておられた事もあって、最終的には装飾デザイン:スクエアにダイヤのステンドグラスを入れたデザインに決定しました。
採寸にお伺いし実際に中を見せて頂いたのですが、レトロな雰囲気にスクエアデザインがピッタリだろうな!とすぐに感じました!ステンドグラスについては七色に光るガラスを気に入って頂き、全て七色のオーロラグラスで決まりました!(もし古民家風のカフェだったら、カラーの違うステンドグラスをはめるのも良さそう!と思うほど色々想像が膨らみました!!)

角度や光の当たり具合で色が変わる七色のステンドグラス!全部で8枚入れました。在庫があって良かった〜!!
そしてビフォーアフターもご覧ください!


設置場所3箇所!まず写真でもわかるように“2階の吹き抜け部分”そしてそこへ行くまでにスキップフロアがあり、そのコの字部分に2枚!“1枚は階段の登り口のL字”・“もう1枚は梁下”に取り付けました。



梁下は高さがH632.5㎜と小さいため、ここはねじったバーのみのデザインにしました。高さを変えて制作する事ももちろん可能ですが、スクエアデザインやステンドグラスの位置がかなり変わってしまい、違和感が出てくるので、梁下はデザインを工夫することで全体の統一感を考えました。
*ステンドグラスを使った実例をまとめたブログです!新築に取り付けるとこうなります!!
デザインも色々考え工夫しましたが、もっと考えた所は取り付け方です!例えば梁下の手すりは梁が湾曲しているため1㎝程高さに差があったり、床も高い低い場所がところどことにあるので、標準とする数値を決めて留め具の下に入れる薄いスペンサーを何種類も用意していきました。
色々試行錯誤した結果!取り付くまできちんと取り付くか心配でしたが、なんとか完成!!



取り付け後は、元々そこに取り付いていたかのように馴染んでいて、違和感もなく本当にホッとしました!
取付直後も喜んで頂けましたが、後日メールで「(隣にお住まいの)娘が帰ってきた時びっくりしてました。ありがとうございました。」ととっても喜んで頂けました。
実は取付の前々日、ご家族で既存の手すりを撤去してくださいました。キレイに外して頂けてとっても助かりました!本当にステキな手すりを作成させて頂きましてありがとうございました!!
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古くからあるヨーロッパデザイン”バスケット”をあしらった2枚(約2mと3m)の装飾デザインアイアン手すりを、2階の吹き抜けにご依頼頂きました。
吹き抜け手すりで注意するポイントは色々ありますが、今回特に注意した所は取付位置です!



平面図を見て頂くとわかるように2枚の手すりが交わるL字部分にクロス巻きの柱が立っています。この柱はサイズが異なります。なぜ異なっているかと言うと、3mの長い手すりの壁側に角度が付いているのでまっすぐ取り付けようとすると必然的に柱を大きくして両壁に取り付けられるようにしなければならないからです。
少し特殊な実例なので他ではあまり見かけないのですが、もし足元がフローリング仕上げでなく笠木仕上げだったら取り付けができない所でした。。(平面図で2枚の手すりの取付位置を見比べて頂いたらわかると思います。)

デザインはスパイラルデザイン(バスケット)のダブルとシングルが交互に入りとっても豪華な吹き抜けになりました!角度のついた壁や少し深めのフローリング、小さなスリット窓が多く使われている所も海外の要素が入りアイアンとの相性が良いですね!






まさに吹き抜けを楽しむための空間にぴったりの手すりをご注文頂き有難うございました。
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今回は三重県よりシンプルな丸材の玄関手すりをご注文頂きました!
はな工房では21.7㎜径(直径:約2.2㎝)の丸材を多く使用していますが、今回は握りやすさも考え一回り大きい27.2㎜径(直径:約2.7㎝)で制作!
玄関手摺において一般的に直径2.8㎝〜3.2㎝が握りやすいとされていますが、アイアン手すりを購入される方のほとんどはオシャレさを優先しているため、アイアン手すりの玄関手すりで太いものはあまり見かけません。やはりあまり太くなるとオシャレさが無くなってしまうからです。はな工房でよく使用する21.7㎜径もそう言う意味で選んだ太さになります。(逆に細くしすぎると、手すりと言うよりはオブジェのように見えてしまう為、玄関に細いオブジェが付いていると違和感がでますし、細すぎて握りにくくなります。)
また長さは150㎝で制作!一般的に多く販売されている80㎝程度までの手すりと比べるとかなり長くなります!実はこの長さ、はな工房ではよくご注文頂く長さで、インテリアが少ない玄関空間では存在感を出しインテリアとしての役目を果たしてくれます。使用用途も座った時にも使える長さになるので、使いやすいと言って下さいる方が多い長さです。
*設置場所の高さをまとめたブログ記事です!よければ参考にご覧ください。

玄関手すりは1本の小さなものですが、玄関を開けた時真っ先に目につくものです。既製品に比べると少し割高にはなりますが、だからこそ納得のいくこだわりの手すりをO様とご相談しながら制作させて頂きました!
発送後お客様より「先日は素敵な玄関手摺をありがとうございました。無事に取付けする事ができました。イメージ通りで大変満足です。重ねてありがとうございました。」とお写真と共に嬉しいメッセージを頂きました!嬉しいメッセージ有難うございました。
*よくご注文頂く人気の玄関手摺は、はな工房WEBSHOPでも販売しています!

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宮城県からご注文頂いたスチールフラットバー手摺!写真をみてもわかるように斜めの笠木上に取り付けています。



実はこの手すり、お客様(ご主人様とご友人様)がお2人で取り付けされたんです!少しその経緯をご紹介させていただきます。
最初にお問い合わせいただいたのは奥様でした。
お電話やメールで何度もやり取りをさせていただき、ご注文を決めてくださいました。
いつも迅速にご対応いただき、本当に助かりました。ありがとうございます!
さて、ここからが本番です!
手すりを製作するには、採寸(寸法取り)や搬入経路の確認、そして取り付け作業が必要です。
しかし、はな工房は大阪にあり、今回のお客様は宮城。現地まで伺うことができません。
当初は、お家を建てられた工務店さんが採寸や取付を担当されるものと思っていましたが、
実際にはご主人様が採寸から取付までご自身で担当されたんです!
写真をご覧いただければ分かるように、斜めの笠木に取り付ける手すりの場合、
階段をそのまま測るのではなく、大きな三角形の形を測る必要があります。
そのため、レーザー測定器が必須です。
お電話で何度かお話しするうちに、ご主人様がレーザーをお持ちで、
ご自身でしっかりと採寸されていることに気が付きました。
「もしかして建築関係のお仕事をされているのでは?」とお尋ねしたところ、
電気工事関係のお仕事をされているとのこと。そこからはお話が一気に進みました!
*斜め笠木の事が書かれているブログ記事です↓
次は、発送と搬入経路の確認です。
見てお分かりの通り、このサイズは通常の宅配便では送れません。
重量物や長尺物を専門に扱う運送会社さんにお願いする必要があります。
(通常便ではだいたい4段分までしか対応できません。)
基本的に、一体型での発送は8段分までと決めており、
それ以上は分割加工をしてお送りすることが多いです。
これは、あまりに大きすぎると梱包の難しさや、配送中の破損リスクが高まるためです。
今回は、段数で考えるとなんと10段分!
通常であれば分割対応になりますが、斜め笠木に取り付ける手すりは、
踏み板から少し上がった位置から始まるため、全体のサイズがややコンパクトになります。
運送会社さんとご主人様にしっかりと確認をとり、今回は一体型で製作・発送することになりました。

無事に発送が終わり、「ちゃんと届いたかな…?」「取り付けできたかな…?」と
内心かなりドキドキしていたところ、奥様からお写真とともに、
とっても嬉しいメッセージが届きました!
「先日、無事に取付が完了いたしました!!寸法もバッチリ、あまりにも綺麗すぎて、夫と2人で感動でした、、、私は見てないのですが、梱包もすごく丁寧にしてくださっていたと聞いております!この度は素敵な手摺を作成していただき、ありがとうございました!はな工房さんにお願いして本当に良かったです。これから生涯を通して大事にさせていただきます!写真も数枚添付させていただきますね!ぜひインスタやHPに使用して下さい!!!(笑)」
I様、嬉しいお言葉を本当にありがとうございます!
取付作業、大変だったことと思います。
ただでさえ大きなアイアン手すりで、さらに斜めの笠木に取り付けるタイプですから、
滑りやすく、しっかり固定するのも一苦労だったかと思います。
宮城と大阪という遠距離でしたが、丁寧にやり取りをしてくださり、
無事に取り付けまで完了できたこと、心から感謝しています。
送っていただいたお写真も、アングルがとても素敵でした!
今回も素敵なお客様に出会えて、スタッフ一同とても幸せな気持ちになりました。
I様、この度は本当にありがとうございました!
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オシャレなリノベーション住宅に、ヨーロッパデザインのバスケットをあしらった装飾デザインアイアン手すりと、唐草デザインの転落防止バーをご依頼頂きました。



すのこ状の足元で取付箇所が制限されるため、留め具を少し変えたり壁の留め方を工夫したりよく見ると工夫がたくさん施された吹抜け手すり!深い色目の足元や、梁と煙突が特徴的なストーブにアイアン手すりが調和して、どこかカントリー調の良い雰囲気が漂っています。シンプルすぎず装飾的すぎず、さりげなく捻ったバスケットデザインを選ばれた空間デザイン、ステキです!

L型の手すりから吹き抜け方向を見ると、細長い通風窓があります。 ”薪ストーブで暖められた空気を2階の部屋に取り込むため”にという意匠なのだそうですが、そこにはオリジナルで唐草をデザインした転落防止バーを取り付けました。ただのバーでは面白みがないのでと、空間の雰囲気にマッチするように考えました!
さりげないデザインが空間に馴染んでいますよね。




今回は新築と違う面白さや大変さがありました。リノベーションは既存の間取りをもとに工夫している点が多く、ここはこんな風に考えられているんだな!と感じたり、完成した後のガラッと変わる空間を見て感動させられたり、たくさんの気づきがあります。
大変さといえば、長年住まわれて寸法がきっちり出せないところなどですが設計士さんの事細かな情報や進め方、間に入って頂いた工務店さんが上手く段取りを組んで頂いたおかげで、なんとか進められたように感じます。今回はお客様も含め皆さん協力して作り上げておられたので、その中の一人として参加出来たことが嬉しかったです。
後日「手摺り拝見いたしました!やはり実物は写真で見るより何倍も素敵でした!!あの空間にとってもマッチしていてお客様もとても喜んでおられました。W500のバーが可愛くて可愛くて。。」と嬉しいメッセージをいただきました。こちらこそ、本当に有難うございました。
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ロフト吹き抜けに色鉛筆のようなレインボーカラーのステンドグラスデザインと、くるっとオシャレな唐草模様をあしらったアイアン手すり!2枚がサイズが2233㎜と2168㎜の6.5㎝差なので、見た目は大きく変わらずバランスがとれた2枚のロフト手摺になりました!!


今回の注目ポイントは紫色のステンドグラス!過去同じように全て色の違うステンドグラスを使用したことはありますが、このようなグラデーションカラーは初めてでした。お客様が色鉛筆のようなイメージで紫色を希望されていたので在庫にはない紫色を探しに探しました。
紫色のステンドグラスは数が少ないんですね!ピンクは数が少ないという頃は知っていたのですが、紫色もなかなかでした。ですが、色々探してやっと見つけた紫色!グラデーションの最後のピースとしてとってもいい感じにハマってくれました!
*ちなみに過去の吹き抜け手すりでr、全て異なるカラーを使った施工例は↓こちら
高さは70㎝で製作しました!ロフト手すりで一番多くご依頼される高さは80㎝ですが、今回は設置場所の足元が15㎝程立ち上がっているため、ロフトの床から85㎝程度の高さになっています。お子様がおられるので安心ですね!
唐草などの装飾系アイアン手すりの場合、高さはかなり重要な要素となってきます!基本的に2F吹き抜け手すりの高さを基準としているデザインのため、ロフト用に考えると可能なデザインが限られてしまいます。装飾系でロフト手摺をお考えの方は、今回のオリジナル唐草デザインは手すりのサイズに合わせて唐草を製作するのでおすすめです。(他のデザインでも縦格子に小さな装飾がついているデザインでしたらキレイになります。)

豪華なシャンデリアともとっても相性がいいですね!それにしても広いロフト。ロフトからの吹き抜けを見る眺めは本当に圧巻です!!
最後に発送について少しお話し致します。このサイズになると通常便では発送出来ない為、重量物・長尺を専門に扱う運送業者さんで発送致します。4t車で配達する為、大型トラックの通行制限がある道路は通行できません。今回のように東京都は通行制限がかなり多く、毎回苦労している所でもあります。幸い少し金額は上がるものの、現地チャーター便(集荷場よりチャーター便)が大丈夫な場所だった為上手く運ぶことが出来ました。
取り付け後にはお客様よりお写真を頂き、「もし御社のホームページ向けに写真が必要な場合、もうちょっと良いカメラで撮りますのでいつでも仰ってください。」と嬉しいメッセージも頂きました。お仕事の合間を縫ってまめにご連絡頂いたご主人様、本当に有難うございました。また奥様がご希望されたレインボーカラーもキレイなグラデーションになって良かったです!!





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ステンドグラスをあしらった吹抜けアイアン手すりに、ヨーロッパデザインのバスケット装飾がステキな階段アイアン手すりのご注文を頂きました!
今回の注目ポイントは、2F吹き抜け手すり4枚のステンドグラス!ダイヤのステンドとリーフのステンドを混ぜ、それぞれが春夏秋冬をイメージしたカラーにしました。



まず階段を上り切った左側には、春の薄いピンクで艶やかに!次の夏は大空の水色と生き生きした植物の緑!秋はオレンジと黄色で紅葉をイメージし、最後の冬は七色のオーロラグラスで雪をイメージしました。(大きさが異なる4枚の為、春と冬は1色・夏と秋は2色のガラスを使用)
中央は丸材で可愛さがあるフルールデザインの唐草を採用し、とてもゴージャスな吹き抜けの腰壁になりました!


階段手摺は装飾デザインのバスケットシングルに、上部1本横桟を追加して少しでも豪華にしました。13段は一体型では発送出来ないので分割加工をする為、重量が重い装飾手すりの強度を上げるためにバットレスを2本つけています!(手すりの横にもう一本縦の柱が入っている所です。)
お客様より「階段手すり、フェンスともイメージしていたものができあがりました。毎日見るだけで楽しくなりそうです!この度は、ありがとうございました!」と嬉しいメッセージを頂きました。広島と大阪ではなかなか距離があり、ましてや大きいもので高額な手すりですが、最後までご予算ギリギリまで考え沢山お話しさせて頂いて本当に有難うございました。毎日楽しく過ごされますように!
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フラットバー手すり5種類!【ロフト・吹き抜け・階段・壁・玄関】の手すりをご依頼頂きました!
タイトルと順番は変わってしまいますが、玄関から始まる順番でご紹介致します。少しづつ工夫している所があるので、解説も交えていきます!!
玄関手摺:長さ150㎝

まずは玄関を入って左手に玄関用フラットバー手すり!当初予定になかったのですが、この150㎝サイズの玄関手すりは人気がある事もあって、最後に追加でご依頼頂きました。
*はな工房WEBSHOPでも販売してしています!

階段手すり:4段+2段(回り階段)

玄関正面から見える階段用手すりは【4段:H762㎜・2段:H800㎜】の高さで設定しています。ちなみに6段目の壁から真上に上げた手すりの終わりは【H904.5㎜】の高さになっています。どう言う意味か解説しますね!
この後紹介する壁用手すりと高さを合わせ(流れるようにする為)る為にこの高さで設定しています。回り階段に壁用手すりを取り付ける場合、この階段で考えると1〜4段・5〜10段(回り部分)・11〜2F(14段)の【1〜4段・11〜2F】の手すり高を基準とします。(今回はH800㎜で設定しました。)そしてそれを基準にして5段目の先から11段目の先を一直線で繋いだラインが5〜10段の手すり位置となります。少しわかりにくい説明なので図面をおつけします!


図面からわかるでしょうか?高さを800㎜で設定しているのに、1〜4段目はなぜ762㎜なの?と思われている方もおられると思います。その理由は、1〜4段と5〜6段の一番上の笠木がへの字型で交わる所が5段目先から70㎜バックした位置だからです。5段目の先から真上に上げた部分でへの字に折り曲げることは出来ますが、5段目の柱(縦のライン)位置は留め具や踏み板の滑り止めの関係上あまり前に出来ません。もしそれをしてしまうと、個人的にデザインバランスが崩れると考えています。(好みの方もおられるとは思いますが、、)
上手く交わるように笠木位置を調整すると、1〜4段目の手すり高は762㎜になります。1〜4段目と床から低い位置なので、個人的に750㎜までは許容範囲だと考えています。(お客様の身長もきちんと考えています!)
かなりわかりにくい説明ですみません。。後は壁ではなくアイアン手すりですので、壁付け手すりとのつながり部分はどれがキレイかな?と色々考え製作しました。
壁付け手すり:1720㎜・1704㎜

*先ほどの図面ですが、実際は壁から手すりが突き出している分を考慮して制作しています。
さて続いては壁付け手すりです!今回5種類の手すりをご注文頂いておりますが、その中で最も重要な手すりが壁用です!これだけ沢山のアイアン手すりを使うと、手摺同士が重なって見えてごちゃごちゃしてしまう場合があるのですが、間取りがそれをカバーしています。
全てが繋がっているようで重なって見えない、その中心で流れを途切れさせないのがこの壁付け手すりなんです!階段手すりとの流れもキレイです!
吹き抜け手すり:W778.5・777.5×H1050

吹き抜け手すりが柱を挟んでL字に2枚!2枚が1㎜差の大きさです。高さは腰壁上の笠木をかわして1050㎜です。
こちらは間に柱が入る事でアイアンのボリュームを抑えつつ、階段のFIX窓が見えて開放感を与えてくれています。シンプルでスッキリする空間の美しさは余白の美しさでもあると思います。クロス巻きの柱の白が黒の面積を少なくし全体の調和がとれているように感じました。FIX窓から見える緑が素敵ですね!!
ロフト手すり:13段上がり切り

最後にロフトへ繋がる階段手すりです!ロフトの吹き抜け手すりや壁付け手すりはよく製作しますが、階段手摺は意外にも初めて製作しました。
1階〜2階へ上がるような通常の階段と違い階段自体(踏面)が小さい為、見ての通り急な手すりになっています。お客様からご注文頂いた際、初めに言われたのが「初めてのロフト手すりをはな工房さんの施工例に載せて下さい!」と言われてびっくりしながら嬉しかった事を覚えています。
さて、初めてのロフト手すりですが注意した所は補強です!通常の階段と異なりロフトに壁がない為、1段目のアイアンの柱は2段目に当ててビス留めし、ロフト部分は横にバットレスという横揺れを防止する柱を建てました。(ロフトに低い腰壁があります。)当初ロフト吹き抜けにもアイアン手すりをと言うお話もありましたが、最終的にはロフトの圧迫感をなくす為階段手すりだけになりました。(勾配天井で階段と反対側は天井が近い事も理由の一つです。)
取付を終えて、やはりこれだけのボリュームなので本当にホッとした事を覚えています。合わせてこれだけのボリュームがあったのにも関わらず、スッキリキレイな空間と言う印象もありました。お話から取り付けまで、沢山ご連絡を頂き、うまく段取りを組んで頂き本当に助かりました。有難うございました。
〜沢山写真があるので、まとめてお見せ致します!〜
【玄関手すり】



【階段手すり〜壁付け手すり】






【吹き抜け手すり】





【ロフト手すり】




















































