
当初は黒色のアイアン手すりでお考えだったV様。
採寸にお伺いした際、真っ白で洗練されたお住まいの雰囲気を拝見して、「白色の手すりもきっとお似合いになるのでは」とご提案させていただきました。
その日は黒色と白色の2タイプのサンプルを持参していたので、実際に現場の光の入り方や壁・床の色味を見比べながら検討していただくことができました。結果的に、白色の手すりが空間により溶け込み、柔らかく上品な印象を与えてくれる仕上がりとなりました。

手すりの形状自体はシンプルなデザインですが、リフォーム現場のため下地の位置が限られており、取付位置の調整には細かな工夫が必要でした。安全性を確保するため、柱のある部分を狙って金具を留められるようにし、見た目にも美しく仕上がるようバランスを取りながら位置を微調整しています。
また、腰壁との兼ね合いも考慮し、2本の手すりそれぞれで取り付け高さを少し変えることで、使い勝手・強度・デザインの調和をすべて満たすように設計しました。こうした細部の判断こそ、現場でしかわからない“職人の勘どころ”。空間全体を見ながら最適な形を探っていくのは、難しい反面とても楽しい作業でもあります。
V様には採寸から取付まで丁寧にご協力いただき、スムーズに作業を進めることができました。
この度は、はな工房にご依頼いただき誠にありがとうございました。








