
リビングから見える吹き抜け部分に、装飾デザインのアイアン手すりをご注文いただきました。
このような縦格子が入るタイプで注意するポイントは“隙間”と“本数”の関係性です。
隙間は安全性に関わることなので、小さなお子様がおられる方は心配な部分だと思います。ただ今回のような装飾系デザインは本数を奇数(1スパンに入る本数)にする方がキレイにみえるので、隙間が広くなるからといって一本増やすことがなかなか難しいんです。お子様の年齢や体の大きさによっても様々ですが、隙間が12〜13㎝くらいでまでであれば、ご注文頂いています。(ハウスメーカーさんによっては、社内規定で隙間を11㎝以下に設定されている場合があります。)
*装飾タイプでも偶数で制作することもあります!出来るだけバランスのよいデザインになるよう毎回ご提案しています!


今回は柱芯〜柱芯までがW2275㎜(内々で2145)の吹抜け部なので2スパンの手すりになり、1スパンに7本(合計14本)の装飾縦格子が入っています。隙間は約109㎜(10.9㎝)!隙間としてはちょうどよい間隔になったと思います。(バスケットの間にネジリが入る配置になっていますが、逆バージョンもあります。)
装飾デザインの隙間は今回の吹き抜け手摺だけではなく、階段手すりにも同じことがおこるので、事前にデザインの打ち合わせをさせて頂くことが多いですし、もし他の業者様でご購入される場合も事前にお聞きする方が良いと思います!



さて、今回も無事取り付けが終わりお客様から「写真を頂き、いい感じです。美装が終わるのが楽しみです。また機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。」と嬉しいメッセージを頂きました。
差し込む光が気持ちのいい吹き抜けで、今回のバスケットデザインがとてもやさしく感じられました。こちこそまた何かあればご連絡下さいね!有難うございました。






