こんにちは、はな工房です。
今回は吹き抜けの大空間に設置した、唐草とバスケットを組み合わせたセミオーダーメイドの豪華なアイアン手すりのご紹介です。
ベースは二連唐草デザイン。そこへバスケットシングルを追加することで、より立体感と重厚感が生まれ、見るたびに惚れ惚れするような華やかさに仕上がりました。まさに“圧巻”のひとことです☆
今回の現場は、採寸の段階から非常にシビアな条件が重なっていました。
というのも、**両端壁固定（スタッフの間では“じごく”と呼ばれる仕様）**に加え、**斜めの笠木上への取付（階段部分）**という難度の高い取り付け。クロス施工前ということもあり、わずかな誤差が後の仕上がりを大きく左右するため、入念に準備を整えて現場へ向かいました。
斜め笠木への取り付けでは、現場で測定した実際の角度と、図面上の計算角度が一致しているかを細かく検証する必要があります。さらに、柱や笠木の直角がきっちり出ていない箇所も多く、どのように製作を進めるか慎重に検討を重ねました。
＊斜め笠木に関するブログ記事です！よければ合わせてご覧ください。
たくさん悩んで、何度もシミュレーションを繰り返し、いざ製作・取り付けへ。クロス施工後の寸法変化も想定したうえで臨みましたが、取り付けは驚くほどスムーズに進行し、想定していた心配はすべて杞憂に終わりました。
取り付け完了後には、お客様からとても嬉しいお言葉をいただきました。「はな工房さんの仕事は正確で完璧だったと断言できます！プロ意識が高いなぁと思いましたよ。はな工房さんにお願いして正解だったと妻も言っております。」と嬉しいメッセージを頂きました。
M様、この度は本当にありがとうございました！これからも“正確で、美しく、心に残る”ものづくりを目指してまいります！
