
今回は、初めからとても明確なイメージを持たれてお問い合わせをいただきました。
当初は5段目〜9段目までの5段で、真ん中に柱を入れず出来るだけシンプルな作りをイメージされていましたが、天井に留める割合や建築基準法とのからみもあり、最終的には4段目〜9段目までの6段のアイアン手すりで決定しました。

デザインのこだわりも、とても印象的でした。まず出来るだけシャープに見えるよう中の桟を真ん中より少し上へ上げた位置に!さらにその中桟が9段目の柱と天井部分の笠木のコーナーに来るように。天井固定の場合、普段よりこのように出来る場合は出来るだけデザインするのですが、中桟が真ん中でないと空間もあいてくるので、やはり少し心配されて真ん中にされる方が多いんです。
単純なように思えますが、図面をいくら見ても住んでみて体感しないとわからないことも多いので、不安だから安全をとるか?こだわりをとるか?に分かれますね。
ですがお客様は躊躇せず、スッキリ見えるイメージを大切にされていました!
*1段目から始まらない手摺をまとめたブログ記事です。よければ合わせてご覧ください。



そして、カラーも【黒・白・グレージュ】の3色で迷われていましたが、採寸時にカラーサンプルを見ながらお話しすると、キッチン周辺に黒色を使用しており黒が1番しっくりきました!よく黒色は存在感が出て主張が強いイメージをもたれますが、4段目から始めることや中桟を少し上に上げたり、そして壁用手すりを9段目まで取り付けないことで手すりが主役にならず、調和の取れたリビングになりました。
取付時はご主人様に立ち会って頂き「妻も絶対喜びます!素敵です!!」と言って下さいました。実は今回のやりとりは全て奥様と進めたんです。奥様のイメージ素敵でした!!
取り付けが終わり奥様に写真をメールするとすぐに返信があり、「素敵な手すりありがとうございました!写真みて引っ越しがたのしみになりました☺︎」と嬉しいメッセージも頂きました。奥様の思い描く手すりが出来て良かったです。有難うございました。







