こんにちは、はな工房です。
今回は採寸と取り付け作業がお客さま自身でどこまでできるのかについて考えてみました。結論から言うと、、、お客さまでも可能!ただし条件が揃っているケースに限る、です。
どんな条件が揃えば可能なのか、ひとつずつ解説していきます。
まず、手すりのご依頼のなかで最も多いのは、採寸取付も含めて私たちにお任せいただくケースですが、工務店さまで採寸取付してくださる場合や、お施主さまがご自身で作業されることもあります。
ここで大切なポイントは2つ。
ひとつは、正確な寸法を測ることができること。もう一つは、かなりの重さになる手すりを怪我や破損なく扱うことができること。
正確な寸法とは?
お渡しする採寸図にそって、必要な全ての箇所を測っていただくことになります。設置予定箇所にスケール(メジャー)やその他の計測道具をあてて、ひずみが無いか、水平や垂直はでているかどうかなどを確認する作業も必要です。大型の製品になればなるほど、かなりシビアになります。”レベル”という専用の機械を使って行うくらいの精度が必要です。
日曜大工が趣味の方であれば、4段くらいまでの手すりで、両壁留めではないものなら問題なく採寸していただけると思います。
また、大型の製品や両壁留めであっても、大工さんや工務店さまなど日常的に現場で寸法どりをされる方であれば大丈夫な場合が多いですが、レベルを使っての採寸については「ええっそこまで?!」と驚かれることも。
現場での調整が難しいアイアン製品ならではとも言えるかもしれません。
想像以上の重さ
2つめのポイントは重さです。4段くらいの比較的小さいサイズでも20kg弱、1段あたりで4~5kgの計算になるでしょうか。しかも、平たくて大きいので、、、米袋2つとは比べ物にならない取り扱いづらさがあります。
それを、運搬・仮あわせ・下穴の印つけ・本合わせ・ビス留めする訳ですから、かなりの重労働です。さらにピカピカのお家で行うという心理的なプレッシャーもかかるので、おいそれとお薦めするのは気が引けます。
しかし!それでも、遠方であったりご予算の都合や、チャレンジしてみたいなどご事情さまざまだと思いますので、その際はできる限りのサポートをさせていただいております。
まとめ
採寸に慣れていて、重量物を取り扱える人数や場所を確保できるのであれば、DIYは可能!です。製作のみのご相談、お待ちしております!(製作のみの場合は製品価格と梱包配送費が必要です)