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【DIY】玄関手すりを自分で取り付ける方法
玄関手摺をDIYで取り付ける方法

こんにちは!はな工房です。
今回は、壁付け手すりをキレイに取り付ける方法について。
私たちが使っている道具や方法、代用品も含めてご紹介いたします。

* 目次 *

  1、用意するもの

  2、取付場所と下地

  3、いざ!まずはしるしを付ける

  4、下穴を空ける

  5、ビスで固定

  6、仕上げのタッチアップペイント

  7、まとめ

1、用意するもの

玄関手摺を取り付ける道具

 ・アイアン手すりと付属品(ビスM4・タッチアップペイント)

 ・下穴を空けるためのインパクトドライバー:インパクトでも、ドリルでも、キリを使う(手動)でも。

 ・手締め用のドライバー:電動だと勢いあまって壁を傷つけたり塗装が剥げたりすることがあるので。

 ・ラチェットドライバー:玄関用フラットバータイプの場合は必須です。

 ・鉛筆(など):下穴を空ける場所に印がうてたらなんでも。

 ・スケール(メジャー):まっすぐ取り付けるためにも必須です。

 ・マスキングテープ(のようなもの):粘着力が弱めのもの。(強い場合は壁に貼る前に一度自分の服などに貼って粘着力を弱めてから使う)

 ・水平器や下げ振り:水平垂直をみるときに使います。近くに比較できる対象(柱や壁端)があるときは注意が必要です。紐と5円玉でも代用可。

 ・きり:より丁寧に作業するなら。

2、取り付け場所と下地

まずは下地。アイアン手すりは他の素材に比べ重い+掴む時に体重もかかるので、下地は必須です。
石膏ボードのみで下地がない場合などは、手すりを掴んだ拍子に壁ごとゴボッと落ちたりする恐れがあります。下地があるかわからない方は事前にご相談くださいね。

取り付け位置については他の記事でも詳しく取り上げていますが、基本は

◆手すり上端→使う人の肩の高さ、または肩より少し上
◆手すり下端→立ったまま使用:床から75~80cm、座って使用:座面から30~40cm

です。家族構成やシュチュエーションに合わせて長さや位置を考えます。

3、いざ!まずはしるしを付ける

取り付け位置が決まったら、床や壁から留め具の位置を測ってマスキングテープでしるしをつけます。

①手すりの上端がくる予定の高さを測って横向きにマスキングテープを貼る。

②そのテープ上に幅を書き込む。

③下端も同様に横テープを貼り、幅を書き込む。
 斜めにならないよう下げ振りや水平器などを用いて慎重に。*注1

④わかりやすいように幅の目印マステも縦向きに貼る。

*注1 【斜めかどうかの基準/ミリ単位の話】
壁の端や玄関框、柱などを基準として測る場合は、その基準物が少しでもコケている(垂直でない)と、手すりが垂直だとしても違和感が残ります。人間の目は案外精度が高いので、ここはケースバイケースで、”基準物と平行かどうか”を優先させることもあります。

粘着力弱めがおすすめ。強粘着テープのときは、自分の服などに一度貼り付けて粘着力を弱めてから使う。

壁に手すりを当てて、ビス穴の位置にしるしをつけます。フラットバータイプの場合は隙間が45mmしかないので少しやりにくいです。慎重に。

私たちはL字形ミニ鉛筆(自作)を使っています。

4、下穴を空ける

いったん手すりは床に置いておき、インパクトの先端にはM4用のキリをセット。

空けるときにインパクトの勢いで先端がブレることがあるので、慎重派の私たちは”ふつうのきり”でまず下穴のガイドをとります。

それからインパクトで下穴を。まっすぐ空けるのがポイントです。

5、ビスで固定

下穴があいたら作業はあと少し。

いよいよビスで取り付けていきます。

電動ドリルを使っても大丈夫ですが、勢い余って塗装が剥げたりすることもあるので、私たちは手締めで取り付けます。

1本ずつ締めるのではなく、全てのビスをゆるめに入れてから、少しずつ締め上げて。

6、仕上げのタッチアップペイント

最後に、ビスのあたまなど気になるところにタッチアップペイントを施せば完成!

7、まとめ

マステや下穴、手締めなど、少し面倒な工程が多いですが、、

ビス穴を一度空けてしまうと少しずらして取り付けようと思っても、空いてしまっている穴に新しいビスが吸い寄せられてしまってズレを直せないなんてことも。

下穴前までの工程を慎重に行うのがきれいに取り付けるコツです。

ご不安や、わかりにくいところはどうぞお気軽にご相談ください。
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