【大阪】階段をアイアン手すりでデザインする方法

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【大阪】階段をアイアン手すりでデザインする方法
一段一段に取付けるシンプルだけどこだわりの手すり

今回はと〜っても素敵なフルオーダー手すりです!当初より踏み板1枚に1本の柱を建てたデザインで、出来るだけスッキリ細い部材を使いたいとのご希望でした。

まず階段は8段分あります。写真のように一段一段柱をつけていくことはものすっごい難しいんです。「図面通りにきっちり作れば大丈夫じゃないの?」と思われる方もおられると思います。(まず図面はあくまで図面上の寸法なので、実際の寸法には誤差があります。)ですが、いくら階段をきっちりはかっても、階段の微妙なコケや工房で鉄を加工して制作する際に出る微妙な誤差などがあるからです。

今回のような1段1段に取付ける階段手すりではなく、仮に4本踏み板に取り付くフラットバー手すりとします。その場合は踏み板に取り付く4段のところだけが重要になるので、残りの4段は手すりを作る際には必要ない所になります。それを考えると今回は8段全部なんです。。

キッチンからも良く映えるアイアン手すり

すみません、おそらくいくら説明してもわかりにくい部分だと思うので、具体的にどうしたか?をお話しします。それは足元の留め具と同じ大きさのスペンサーを何種類も作って、取付時に調整して取付ける方法!です。

今回に限らず、どの手すりでもスペンサーは常に用意しています。ですが、今回のように少しでも隙間が出来るとその分そこだけが下がり、少しでも高いとそこだけが高くなるリスクが多い今回の手すりは、通常とは違いかなり厚みの違う種類スペンサーを用意する必要がありました。微調整が出来なければ絶対にキレイな手すりにはなりません!

*階段の採寸がいかに重要かまとめたブログ記事です!よければ合わせてご覧ください。

階段アイアン手すりを注文する前に知っておきたい、採寸の基本と注意点

作りや取り付け以外に、よりキレイに魅せるため手すりの高さを調整したり、8段目は柱が続いているように壁〜足元まで作ったりと緻密に考え、何度もお客様とデザインのやり取りをさせて頂きました。

部材もぐらつかないギリギリの材を使用し、そして制作後の取り付け!いよいよです!!

なん時間くらいかかるかな?とかなりの長期戦を予想していましたが、嘘のようにピッタリ取付けることが出来ました!しかもあれだけ大量に作ったスペンサーを一切使わず。(それはそれで少し寂しくなりました笑)

取り付け後にお母様が来られて「奥様のセンスが抜群で素敵ですね〜〜!」と盛り上がりました。グレーベースの空間にぴったりの手すりでした!

その後お客様より「こんばんは!今日は取り付けにきていただき、ありがとうございました!ひと足お先に見せていただきましたが、めちゃくちゃカッコよくて、理想以上で、素敵すぎました。動画まで撮っていただいて、ありがとうございます!黒とグレーとブラウンの組み合わせが好みなんですが、それにはやっぱりアイアンが欠かせないですね。はな工房さんのおかげでとっても素敵なお部屋が完成しました!こちらこそこんな機会をいただき、ほんとうにありがとうございます」と最高のメッセージを頂きました。

私たちもドキドキしながらも、とっても楽しく進めさせて頂きました。本当に有難うございました。

こだわりのオリジナル手すりの施工例

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