
宮城県からご注文頂いたスチールフラットバー手摺!写真をみてもわかるように斜めの笠木上に取り付けています。



実はこの手すり、お客様(ご主人様とご友人様)がお2人で取り付けされたんです!少しその経緯をご紹介させていただきます。
最初にお問い合わせいただいたのは奥様でした。
お電話やメールで何度もやり取りをさせていただき、ご注文を決めてくださいました。
いつも迅速にご対応いただき、本当に助かりました。ありがとうございます!
さて、ここからが本番です!
手すりを製作するには、採寸(寸法取り)や搬入経路の確認、そして取り付け作業が必要です。
しかし、はな工房は大阪にあり、今回のお客様は宮城。現地まで伺うことができません。
当初は、お家を建てられた工務店さんが採寸や取付を担当されるものと思っていましたが、
実際にはご主人様が採寸から取付までご自身で担当されたんです!
写真をご覧いただければ分かるように、斜めの笠木に取り付ける手すりの場合、
階段をそのまま測るのではなく、大きな三角形の形を測る必要があります。
そのため、レーザー測定器が必須です。
お電話で何度かお話しするうちに、ご主人様がレーザーをお持ちで、
ご自身でしっかりと採寸されていることに気が付きました。
「もしかして建築関係のお仕事をされているのでは?」とお尋ねしたところ、
電気工事関係のお仕事をされているとのこと。そこからはお話が一気に進みました!
*斜め笠木の事が書かれているブログ記事です↓
次は、発送と搬入経路の確認です。
見てお分かりの通り、このサイズは通常の宅配便では送れません。
重量物や長尺物を専門に扱う運送会社さんにお願いする必要があります。
(通常便ではだいたい4段分までしか対応できません。)
基本的に、一体型での発送は8段分までと決めており、
それ以上は分割加工をしてお送りすることが多いです。
これは、あまりに大きすぎると梱包の難しさや、配送中の破損リスクが高まるためです。
今回は、段数で考えるとなんと10段分!
通常であれば分割対応になりますが、斜め笠木に取り付ける手すりは、
踏み板から少し上がった位置から始まるため、全体のサイズがややコンパクトになります。
運送会社さんとご主人様にしっかりと確認をとり、今回は一体型で製作・発送することになりました。

無事に発送が終わり、「ちゃんと届いたかな…?」「取り付けできたかな…?」と
内心かなりドキドキしていたところ、奥様からお写真とともに、
とっても嬉しいメッセージが届きました!
「先日、無事に取付が完了いたしました!!寸法もバッチリ、あまりにも綺麗すぎて、夫と2人で感動でした、、、私は見てないのですが、梱包もすごく丁寧にしてくださっていたと聞いております!この度は素敵な手摺を作成していただき、ありがとうございました!はな工房さんにお願いして本当に良かったです。これから生涯を通して大事にさせていただきます!写真も数枚添付させていただきますね!ぜひインスタやHPに使用して下さい!!!(笑)」
I様、嬉しいお言葉を本当にありがとうございます!
取付作業、大変だったことと思います。
ただでさえ大きなアイアン手すりで、さらに斜めの笠木に取り付けるタイプですから、
滑りやすく、しっかり固定するのも一苦労だったかと思います。
宮城と大阪という遠距離でしたが、丁寧にやり取りをしてくださり、
無事に取り付けまで完了できたこと、心から感謝しています。
送っていただいたお写真も、アングルがとても素敵でした!
今回も素敵なお客様に出会えて、スタッフ一同とても幸せな気持ちになりました。
I様、この度は本当にありがとうございました!