
120㎝サイズの白いストレート玄関手すり!今回のT様とやりとりさせて頂いて本当に沢山の事を改めて考える良い機会になりました!!
まずはな工房でよく使用する壁用手摺の部材は21.7φ(直径約2,2㎝)。このサイズはアイアンのシャープさと握りやすいギリギリのサイズだと考え基本ベースとして使用しています。



ですが今回はご相談の上、ワンサイズ大きい27.2φ(直径約2.7㎝)を使用しました。
その理由はお客様の“旦那様が靴を脱ぎ履きする際の手すりで、オシャレな手すりが欲しい!”と言うご要望があったからでした。一般的に玄関用手すりの握りやすいとされる太さは【直径2.8㎝〜3.2㎝】が握りやすいとされています。(階段等の壁用手すりは直径3.2㎝〜3.6㎝)使用部材はパイプを使用するので、材料の規格で考えると【21.7φ・27,2φ・34φ】とあり、本当は21.7φが好みだけれど握りやすさを考えて27.2φで制作することになりました!



また手すりの長さにも色々とご相談した結果120㎝で制作する事になりました。長さについては下記のブログに詳しくまとめています!
*取付位置や長さについて詳しくまとめたブログです!(今回のお客様も登場します。)
お家がマンションと言う事で戸建てと違い玄関の間口が狭いことから、本当に必要な長さの120㎝を選ばれました。白色という所も、出来るだけ目立たず玄関がスッキリ見える色を選ばれたと思います。
発送後、お写真とともに「介護用の手すりを頼まなくて良かったです!希望は21.7φでしたが、持った時にピッタリ手に馴染む太さはこのサイズでした。」と喜んでおられるメッセージを頂きました。
玄関手摺はほんの一部分の小さなものですが、だからこそ握りやすさや適正なサイズを改めて考えることが出来ました。T様有難うございました。