【大阪】リビング階段(4段+踊り場)にシンプルアイアン手すり

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【大阪】リビング階段(4段+踊り場)にシンプルアイアン手すり
リビング階段(4段+踊り場)にシンプルアイアン手すり

リビング階段にある回り階段の“4段+踊り場”に取り付けたアイアン手すり!

何度もこのような階段に取り付けるアイアン手すりを制作していますが、実は絶妙な寸法バランスの上に成り立っている手すりなんです!少しややこしい内容になりますが、ご説明しますね。

温かい木の階段を、黒色のフラットバー手すりで空間を引き締めます。

手すりの高さ寸法は【1〜4段:高さ848㎜】【5段目踊り場:高さ900㎜】

これは踊り場の高さ900㎜を基準として1〜4段目の手すりの高さを設定しているので、848㎜という中途半端な寸法になっているんです!と言われてもわかりにくですよね。一度図面をご覧ください。

アイアン手すり図面

まず前提として、私の考えは1〜4段目の高さは出来るだけ低めにする方が、圧迫感も少なくきれいだと思っています。一般的に踊り場がなく、ただの4段の場合は高さをH750〜800程度にすることが多いため、このような踊り場を含む階段手すりは出来るだけ低めに制作したいところです。今回お客様のご希望は、踊り場(5段目)の高さをH900ということだったので、それを基準に考えていきました。

とはいえ、高さばかりに気を取られるわけにはいきません!全体のバランスを整えなければ、いくら高さが低めであってもキレイな手すりは出来上がりません。バランスを整えるコツは、踊り場の段先部分の柱(アイアン手すりの前から3本目)を出来るだけ段先に寄せることがポイントです!滑り止めの溝切りやゴムに留め具がいかないよう考え、今回は60㎜(6㎝)の位置に3本目の柱をもってきました。その部分の上部で1〜4段目と踊り場の笠木を繋ぐので、高さが中途半端なH848㎜になったという訳です。

今回はあくまで壁用手すりと高さを合わせなくても良かったので、この高さにこのバランスで制作しましたが、他のお家では色々と別の方法を考えます!

光がが差し込む柔らかな雰囲気のリビング階段の主役に躍り出たフラットバー手すり!お客様もすごく喜んでいただき良かったです。有難うございました。

*回り階段・踊り場での手すり高に関するブログ記事です!よければ合わせてご覧ください。

同じような踊り場や回り階段を含む手すりの施工例

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